中学高校卒業留学

青春時代をアメリカで過ごす

中学・高校卒業留学とは、複数年をかけ、現地の中学・高校を卒業することを目的とした私費留学プログラムです。「規律、調和」の日本の教育スタイルから、「個性、主張」のアメリカの教育スタイルへ、まったく異なる人々や文化に接しながら、青春時代をすごします。時には不自由なことにも色々と直面するでしょう。でもそれ以上に日本では得られない知識や経験を身につけることができ、世界に羽ばたくグローバルな人材へと成長する基盤が育まれていきます。

アメリカの中学・高校について

アメリカには公立校(パブリックスクール)と私立校(プライベートスクール)があります。留学生が公立校へ入学するには、最長1年間の「交換留学」となり、その学校に残って進級・卒業することはできません。一方、私立校では留学生を積極的に受け入れており、アメリカの正式な高校卒業資格が授与されます。中学・高校の呼称も日本と異なり、アメリカでは通常6~8年生までをMiddle school(ミドルスクール)、9~12年生までをSecondary School(セカンダリースクール)と区別しています。

アメリカ 日本 年齢 アメリカ呼称 日本呼称
6年生 小学6年生 11~12歳 Middle School
(ミドルスクール)
Elementary School
(エレメンタリースクール)
7年生 中学1年生 12~13歳 Junior High School
(ジュニアハイスクール)
8年生 中学2年生 13~14歳
9年生 中学3年生 14~15歳 Secondary School
(セカンダリースクール)
10年生 高校1年生 15~16歳 High School
(ハイスクール)
11年生 高校2年生 16~17歳
12年生 高校3年生 17~18歳

アメリカの中学高校の授業

アメリカの私立校でのクラス平均人数は、5~18名の少人数制、発表や討論・プレゼンが中心です。授業中、生徒は頻繁に発言を求められ、生徒も積極的に手を上げて教師に質問します。教科書をあらかじめ予習し、自分の意見をまとめるような宿題も出されます。与えられた課題をどのように解決するかの方法を重視し、発想力や想像力が問われます。そのため奇抜なアイデアや仮説は、個性だと歓迎されます。履修科目も自由に選択ができ、同じ学年でも生徒によって時間割が異なります。最近ではiPadを生徒全員に配布する学校も増えており、ノートパソコンを机に置きながらの授業も普及してきました。

プレップスクール

プレップスクールとは、大学進学を目的とした進学校のことをいいます。現地アメリカ人学生は、通常プレップスクールに通う場合、レベルの高い大学を目指す傾向にありますが、留学生は英語力の面から、どうしてもそのような学校に入学することが困難です。ARC の中学高校留学では「留学生」の4大進学を目指すことを前提としています。そのため、現地のアメリカ人が通うようなレベルの高い学校は紹介していません。英語力を身につけるため、必ず ESL を併設している学校を選び、基礎学力を付けたあとに、大学進学のための GPAを上げ、大学受験に臨みやすいようにご案内しています。

英語力への心配・不安はいりません

多くのお客様が最初にご心配されることが「英語」です。保護者の方もほとんどが英語について不安を抱えており「授業についていけなかったらどうしよう…」このようなご質問を必ずと言っていいほどお受けします。そもそも英語は単語帳や数学の方程式のような文法書でもって習得するものではありません。「慣れる」この一言です。英語圏に来ることで、何がなんでも話さないといけない環境に身を置くことで体が自然に英語に染まっていきます。

渡米時の英語力は、どのお客様も同じようなレベルで、若い年齢ほど英語を短期でマスターできます。一般的には、2年間ほどで英語のハンデがなくなり、授業をすべてレギュラークラスの生徒として受けられるようになるのは、渡米後3年目位からです。

中学高校の入学条件に英語力はありません

中学・高校留学に求められる英語力は、学校により差異はありますが、どの学校を選ぶ場合でもアメリカ留学センターは、英語補習クラスが併設されている学校を優先してご紹介しています。中学・高校留学を応募された時点で英語力がほとんどなくても問題ありません。

編入・転校する場合は英語力が必要

中学・高校留学中に海外の学校から海外の学校に編入や転校する場合には、SAT/SLEP/iBTなどの各種英語試験の結果が必要となります。それでも、英語レベルが中級よりやや上、もしくは上級以上の英語補習コースを受講すれば編入や転校ができる英語力は習得できます。

いつから中学高校留学するのがよいか

これは中学高校留学をお考えのお客様から、一番多いご質問です。お客様の環境によってもちろん千差万別ですが、アメリカへの中学高校留学を、「アメリカの大学進学のため」と位置づけるより、日本を含め、大学を選ぶ選択肢を広げるためと捉えてください。

上述の通り、英語力は若いほど必要ありません。例えば、高校2年生から留学して、易しいレベルの学校を選択すれば、2年間で米国の高校を卒業できるかもしれません。それでも、英語力に依存する部分が多く、本来の授業についていけなくなってしまい、結果的に大学受験のための成績に影響がでてきます。以上を考えれば、

中3修了後渡米 最初の2年で英語重点、残り1年で一般科目重点、計3年で卒業
中2修了後渡米 4年制高校に入学、2年英語重点、2年一般科目重点、計4年で卒業

この2通りの選択肢となります。もちろんご家庭の教育方針、ご予算にもよりますが最近では中 1~2 年生で渡米されるお客様も増えてきました。

教育の場を日本に求めるか、海外にするかはひとつの選択にすぎず、以前ほど留学自体が大変な決意を要するものではなくなってきました。中高時代を海外で過ごし、帰国子女枠を使って日本の大学を受験することもできます。海外で高校課程を2年以上履修した学生は、日本の大学受験では筆記試験が免除され、TOEFL(トイフル)テストのスコア、英語のエッセイと日本語による面接だけの試験となります。そのため予備校や塾に通う必要もありません。

卒業するまでにかかる年数

卒業までの期間は3〜4年

中学・高校留学では州によってばらつきがありますが、大体が8月中旬から9月初旬に新学期が始まり、卒業までに3〜4年かかります。日本の中学3年生がアメリカでは9年生にあたり、4年制の高校課程の新入生になります。日本の中学・高校の年間在籍数は220〜230日未満に対して、アメリカではたった180日だけと極端に短く、昔農作業を手伝わせていた経緯から、アメリカの夏休みは6月から3ヶ月間もあります。この長い休暇の全てを日本で過ごさせていると、生徒の語学力が低下し、授業についていけなくなることもあります。アメリカ留学センターでは、長期休暇を利用した英語研修やサマーキャンプ、サマースクールをアメリカ各地の都市でご紹介しています。

卒業後の進学について

アメリカの大学へ進学する場合、アメリカでは大学間の転校が非常にポピュラーで、盛んに行われています。日本では入学前に専門の学部を選択しますが、アメリカはその必要がありません。大学に入学してからも専攻が変更できます。例えば高校卒業時に、自分の進路がしっかり定まらなくても、大学に入ってゆっくり自分にあった専攻を探すことができ、大学の授業も、中高時代に培った英語力があるので、ついていけなくなることもまずありません。日本の大学かアメリカの大学かを迷ったならば、両国の大学を同時に受験することもできます。中学高校留学では「大学を選ぶ選択枠を広げる」ということに重きを置くことで進路にも幅ができ、将来自分のやりたいことを決める時もじっくりと考えることができます。

滞在・ハウジングについて

中学・高校留学中の滞在先は、キャンパス内にあるドミトリーと呼ばれる学生寮、または、ホームステイ先からのバス通学の2通りです。ホームステイでは、個室、基本1日2食、昼食は学校での個人負担が一般的です。住む場所によっては学校までの距離があるので、ホストファミリーが学校まで送迎してくれます。

学生寮の部屋は2人相部屋・共同バスルームが基本です。12年生(シニア)になれば、希望者にはシングルルーム(個室)を選択できる学校もあります。学生寮の場合、ルームメイトは他国籍の学生同士が優先的に同室となり、次年度の進級時には、自分が好む相手とルームメイトになることも可能です。寮の各フロアには、ドームペアレントと呼ばれる「寮母」が同居し、緊急時にも対応してもらえます。寮生活では教師が生徒の学習をヘルプするため、夕食後に予習・復習の時間を設けてあり、勉強のための環境が整っています。 ホームステイの場合はそれがないので放課後に教師からの補佐を受けるか、授業についていけない学生にはプライベートチューター(家庭教師)などを手配します。

アメリカ中学高校留学体験談

青春時代をアメリカで過ごしたことで体験した一生に一度の経験は、私たちアメリカ留学センターが語れるものではありません。
アメリカの中学高校を卒業した先輩たちの声を聞くのが一番です。