日本語による表記は、アメリカ合衆国。通称は、アメリカ、幕末や明治初期にはメリケン("American"の聞こえから呼ばれた物と考えられる。小麦粉はメリケン粉とも呼ばれるが、これもアメリカに由来している)と呼ばれることもあり、その漢字表記「米利堅」から一文字を取って米国とも呼ばれる。ただし、より一般的な漢字表記は亜米利加で、米国の由来はこちらだという説もある。
独立戦争当時のワシントン19世紀に、北アメリカ大陸の西部へ勢力圏を拡大していき、諸外国との戦争や領土の買収などにより多くの新しい州と海外領土を合衆国に加えていった。その間の1861年から1865年まで内戦(南北戦争)を経験する。第一次世界大戦後の1929年から1939年までの世界恐慌では、そのきっかけとなるニューヨーク株式取引所の大暴落を引き起こした。第二次世界大戦においては、日本による真珠湾攻撃の後連合国の一員として参戦し、ドイツや日本との戦闘で大きな役割を果たした。1945年、原爆を世界で初めて実戦に使用。日本の広島と長崎に投下し数十万人を殺害した。これは戦時とはいえ明確な国際法違反行為だとして世界的な批判も根強い。
大戦終結後の冷戦においては、ソビエト連邦を盟主とする共産主義陣営に対抗する資本主義陣営の盟主として、自由・民主主義普及の名の下、朝鮮戦争やベトナム戦争など世界各地の紛争に介入。特にベトナム戦争への介入は世界的に大きな非難を呼び、国内世論の分裂を招いた。ソ連崩壊に伴う冷戦終結後は、唯一の『超大国』『覇権国家』となった。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件後には、アフガニスタン侵攻、イラク戦争へとつながったが、イラク戦争には「石油を狙った侵略行為」であると批判する声も存在する。
上記テロ事件を境として、アメリカを取り巻く環境あるいはアメリカの世界に対する対応は劇的に変化し、それに伴い国際情勢・国際関係における各国間の関係も大きな変化がおこっている。
現在も“アメリカの死活的利益擁護のためには武力行使を含むあらゆる手段を選択”と宣言している。2005年、テロ対策を目的に、連邦情報機関が大統領令に基づき具体的な法令的根拠なしに国内で盗聴等の監視活動を行っていることについて批判があがった。