日本の数学は一般にレベルが高く、米国・カナダより1−2年ほど先きに進んでいます。新学期からいきなりレギュラークラスに配置されても、数学・アート・音楽・保健体育の科目ではどのお子様もスムーズに付いて行けます。一方「国語」にあたる英語や歴史・理科系サイエンスなど単語量が多い科目は、「ESL」と呼ばれる英語補修サポート付きで履修し、一般学生と同じ教科書を使用してもその授業内容を加減して貰える利点が有る為、海外からの大半の留学生が受験する中学・高校は、「ESLのランゲージサポート」の併設校となります。大半の学校ではESL補習クラスで受講した科目の履修単位も、卒業時に必要な取得単位の一部に組み入れてもらえますが、一部の学校では「ESL」をレギュラーコースから完全に分離させ、卒業履修単位と認めないケースも有り、現地校の教育事情に精通している人をガーデイアン(海外での保護者・身元保証人)に定めておかれないと、卒業真近かに後日のトラブルや誤解に繋がり、留年・落第・単位不足等で苦労されるお子様が見られるのでご注意願います。ESLの略称は「English
as a Second Language 」との意味で、英語が母国語でない人を対象とした英語学習と一般的に解釈されています。海外のインタナショナルスクールに2年以上在籍中のお子様は、「ESLサポート」の有無に囚われずに出願出来る為、受験校の選択肢がその分拡大されます。私立校に受験時は、必ずこの「ESL」併設校を対象に選択していきます。ひとクラスの生徒数は全寮制校で通常4−10人程度、全日制校で12−18人前後の少数主義で授業が行われる為、初めの一学年度を終える頃にはどのお子様も日常英会話には支障が無くなり、相手の言う事が70%位まで理解出来る英会話レベルに達します。経費的に全寮制スクールは全日制よりも高目ですが、その分メリットもはるかに大きいと言えます。留学経費を抑えたい方なら、初年度だけを全寮制スクールに入学させ、2年目からは田舎の全日制私立校へ転校させる方法で、年間経費を100−150万円前後も節約出来ます。日本の学校制度と異なり、「入学した以上、卒業まで頑張らないといけない」と言う考え方は、米国・カナダに限っては通用しません。むしろ、より良いレベルの学校を求め、当人の学習意欲を励ます意味からも「トランスファー」と呼ばれる転校は、アメリカの大学間に留まらず、高校間でも盛んに行われており、自分に適した学校に移る事は、決してマイナス要因とは言い切れません。